なぜ独自CMS「TransUP」開発に挑戦したのか
コロナ禍の2020年、新事業として大学の研究室向けWeb制作に参入することになりました。しかし弊社は後発参入なので競合他社との差別化が必要です。
市場調査を進める中で、大学特有の課題が見えてきました。セキュリティや利用制限により、大学提供サーバーでは既存のCMSを設置できないケースがあることが分かってきました。その結果、研究室Webサイトの更新が煩雑になり、研究の魅力を十分に発信できないケースが散見されました。
そこで競合他社との差別化とお客様の課題解決を両立するため、以下の目標を掲げて独自CMS開発を決断しました。
市場調査を進める中で、大学特有の課題が見えてきました。セキュリティや利用制限により、大学提供サーバーでは既存のCMSを設置できないケースがあることが分かってきました。その結果、研究室Webサイトの更新が煩雑になり、研究の魅力を十分に発信できないケースが散見されました。
そこで競合他社との差別化とお客様の課題解決を両立するため、以下の目標を掲げて独自CMS開発を決断しました。

- CMSを大学サーバーに設置せずに簡単更新を実現
- 専門知識不要で直感的に操作できる管理画面
- PC/スマホ両対応の自動レスポンシブ出力
- リーズナブルな価格設定
- 既存CMS「Informaker」の開発ノウハウを活かした短期開発
世界初!?のサーバー分離型CMS開発
TransUPの核となるのは「サーバー分離型」という独自の仕組みです。システムイメージは以下の通りです。

- 公開サーバー(大学提供):研究室Webサイトを設置・公開
- 管理サーバー(自社運用):WebサイトのクローンとTransUPを設置
Webサイト更新の流れ


- TransUPで自由にコンテンツをページ編集・画像アップロード
- 保存時に更新されたHTMLのみを自動生成
- FTPで公開サーバーのHTMLを上書きアップロード
- 画像・ファイルは管理サーバーから安定配信
課題との向き合い方
開発体制
初期開発は3名の少数精鋭チーム(プログラマー・フロントエンドエンジニア・ディレクター)でスタート。メンバー全員が新しいアーキテクチャについて徹底的に議論を重ね、認識を統一していきました。
主な課題
- インフラ選定:TransUP専用サーバーの要件定義と最適な環境構築
- クロスサーバー通信:異なるサーバー間での画像・ファイル安定表示
- マルチプラットフォーム対応:OS・ブラウザに依存しない安定したHTML生成
- 編集機能の設計:直感性と自由度を両立するエディター開発
- セキュリティ対策:大学環境に適した認証・通信の暗号化
問題解決のプロセス
課題が発生するたびに、チーム全体でビデオ会議を実施。各メンバーが異なる視点から解決策を提案し、検証を経て実装方針を決定していきました。コロナ禍でのオンライン開発でしたが、密なコミュニケーションにより一つずつ課題をクリアしていきました。プレッシャーの中での成長
予想外の受注
2020年末、TransUPはまだ開発中でしたが、提案チームがお客様へのプレゼンで好評を得て、正式受注が決定しました。Webサイトの公開期限は2月末。残り2ヶ月での完成が求められる状況になりました。集中開発とリリース
開発チームはWeb制作チームと連携を取りながら、残された課題を細かく洗い出し、優先順位を付けて開発を加速。1月下旬にver1.0を完成させ、予定通り研究室Webサイトを公開することができました。達成感と学び
世界初のTransUP導入サイトが誕生した瞬間、開発メンバー全員が大きな達成感を共有しました。自分たちの手で新しい仕組みを社会に送り出す体験は、エンジニアとして大きな成長の機会となりました。継続的な進化と成長環境
現在のTransUP リリースから数年が経過し、TransUPは全国の研究室サイトで稼働しています。お客様からのフィードバックをもとに機能追加・改善を継続し、より使いやすく、より安定したシステムへと進化し続けています。
プログラマーの成長機会
- 新しいアプローチへの挑戦:最新のWeb開発手法を積極的に導入・検証
- アーキテクチャ設計:システム全体を俯瞰した設計経験
- 顧客課題の解決:実際のビジネス課題を開発で解決する体験
- チーム開発:少数精鋭での密な協働とスキル向上
- CMS開発責任:自社CMSの企画・開発・運用まで一貫して関与
一緒に挑戦しませんか?
TransUPはまだまだ進化の余地があるCMSです。新機能の開発、パフォーマンスの向上、新しい開発手法の導入など、プログラマーとして成長できる機会が豊富にあります。独自CMS開発に参加し、ともに課題に向き合いながら、手応えのある仕事に挑戦しませんか?あなたのスキルと経験を活かして、世界初のシステムをさらに発展させていきましょう。
TransUP公式サイト
TransUPオンラインマニュアル